やり回しの難所、紀州街道S字カーブ

ここ数年、宵宮・本宮を見学していますが、人気の見どころスポットは観客がいっぱい。本祭よりは少しは人出も少なかろうと考えて、9月2日(日)の試験曳きを見学に出かけました。
目当ては、紀州街道の小門・貝源。祭礼本部があり曳行コースのキーポイントになっているため、だんじりが間断なく行き交います。道路幅の狭い四つ角のため、付近の民家にぶつかったりすることも多い難所です。
ところが予想に反して、かなりの大混雑。宵宮・本宮よりは少ないのですが、間近にだんじりを見ることは困難でした。
で、早々に退散して紀州街道のS字へ向かいました。さらに、歴史的町並み保全地区、疎開道の大手町だんじり小屋付近を経由、カンカン場からアーケード商店街などへ移動して見学。
紀州街道S字カーブは2カ所あります。らんかん橋よりのS字は90度直角 (下左写真)、市役所別館よりは120度&60度程度の斜めS字(下右写真)。道路幅が4mもないほど狭くやり回しはかなり難しいのですが、各町だんじりが臆せず果敢に挑戦する光景が見どころになっています。