My favorite things:御堂筋ストリートアート野外彫刻/「踊り子」フェルナンド・ボテロ

「踊り子」フェルナンド・ボテロ

大阪のオフィス街の代名詞ともいうべき存在、御堂筋。淀屋橋から本町にかけては、銀行の本店・支店が軒を連ねていましたが、統廃合に伴い銀行の撤退した後にコーヒーショップや当世鼻息の荒いネット関連企業のオフィスが誕生するなど、道沿いの風景もずいぶん様変わりしました。市の都市計画部署では、パリのシャンゼリゼのような華やぎのあるストリートにしたいという基本構想があるようで、ブランドショップやカフェレストランのような、一般消費者向けのショップを意図的に誘致しているようです。10年ほど前のバブル期頃には、有名な彫刻家の作品を沿道の大手企業が購入して市に寄贈するという試みが実施され、国内外の著名な彫刻家の作品がならぶアートストリートになっています。中でもインパクトの強いのが旧長谷工コーポレーションビルの前にある「踊り子」という作品。裸の女性が足を思い切り上にあげた姿で、局部が丸見え、という一昔前なら、わいせつ物陳列罪に問われそうな作品です。作者はフェルナンド・ボテロという彫刻家。1932年コロンビア生まれ、スペインで彫刻を学んだらしい。
フェルナンド・ボテロ:プロフィール
http://www.comet.go.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=TBM_kinb_Artist_Info&WIT_oid=tbmCF::Artist::3549
■作品の展示されている場所に関する地図
http://www.city.osaka.jp/keikakuchousei/keikan/areawatch/midosuji.html
作品の概略に関する情報も得られます。