Yahoo! JAPANとGoogleのアクセス状況とユーザ構成:Googleは20才代以上の男性、ホワイトカラーや自由業・管理職・商工自営に強い

インターネット利用者動向調査によれば、Googleが昨年末Yahoo! JAPANに次ぐ2位の座を獲得したようである。WEBサイトランキングでは、楽天が長年第2位であった。YouTubeを買収したことや、WEB2.0の旗手としてマスコミ等で報道され一般的な知名度が向上したことなどが躍進の背景と思われる。
Yahoo! JAPANGoogleのアクセス状況とユーザ構成を、ビデオリサーチインタラクティブのデータを元に分析してみた。分析対象期間は2008年1月1日(火)〜1月31日(木)である。
Google.comとGoogle.co.jpに属するサブコンテンツについては、Google.comはjp.youtube.comやgmai等、Google.co.jpについては検索サービスや地図等というアバウトな理解ですすめることにする。

1)Yahoo! JAPANGoogleのアクセス状況【推定接触者数】

推定接触者数はYahoo! JAPANが約3,100万人。
Yahoo! JAPANgoogle.com:google.co.jpの比率は約3:2:1。
視聴ページや滞在時間は、カテゴリー型サイトと検索サービスサイトの違いが反映していると思われる。例えば、Yahoo! JAPANの「オークション」は視聴ページや滞在時間のかなりの比率を占めているはず。
接触者率や平均接触回数の項目では、Google.com=トライアルユース:Google.co.jp=レギュラーユースのユーザ特性がイメージされる。

2)Yahoo! JAPANGoogleのユーザ構成【性・年齢別】

Yahoo! JAPANgoogle.com:google.co.jpの性・年齢別に見たユーザ構成。20才代以上の男性は約50%:53%:58%。
Googleは20才代以上の男性に強いと推察される。

3)Yahoo! JAPANGoogleのユーザ構成【性・年齢別】

google.co.jpは、ホワイトカラーや自由業・管理職・商工自営の比率が高めである。大学生にも強い。これに対してgoogle.comはYahoo! JAPANとの中間値。