Googleの高業績には及ばないが、日本のヤフーも純利益率23.83%はかなり優秀

Googleの高業績には及ばないが、日本のヤフーも純利益率23.83%はかなり優秀。営業利益ではなく、純利益率である。この高収益の背景はYahoo! JAPANの事業分野が広告事業だけではなく、ビジネスサービスとパーソナルサービの3事業分野に支えられていることにあるようだ。
広告事業の売上高は1,310億円(前年比46.9%増)。売上高のちょうど半分。検索連動広告Overtureが連結対象になったことが大きいようだ。
Yahoo!ショッピング」「Yahoo!オークション」等のビジネスサービス事業売上高は580億円(前年比20.4%増)。
Yahoo!プレミアム」「Yahoo! BB」等のパーソナルサービ業の売上高は730億円(前年比3.0%減)となった。「Yahoo! BB」のISP料金収入は、ソフトバンクBB(株)との業務提携契約の見直しによる影響で前年と比べて大きく減少した。ネット接続がADSLから光ファイバーへ切り替えられシェアが減少しているいることも背景にあるだろう。

Yahoo!オークション」、「Yahoo!ショッピング」、「Yahoo!トラベル」、「Yahoo!チケット」の 取扱高を合計したコマース取扱総額は、通期で9,400億円(前年比4.5%増)となり、特に モバイル経由での取扱高の伸びが顕著であった。

と総括されている。検索とモバイルが今後の成長分野として位置づけられているようだ。