石上神宮・大和神社に参拝後、景行天皇陵から三輪山風致地区を経由して桧原神社へ

先週18日、19日もまた春の大和路・山辺の道を訪ねた。18日、土曜は天理駅下車。バスと徒歩で桃尾の滝へハイキング、帰りに石上神宮へ参拝。翌19日は、桜井駅からレンタサイクルで大和神社に参拝。帰路、東海自然歩道のハイキングコースを景行天皇陵から穴師の里・車谷を経由して桧原神社を再訪問した。


▼<桃尾の滝>ビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=Sr1X7RhvKJs
▼<石上神宮>ビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=bcTI5FjlSh8
▼<穴師の里から桧原神社へ>ビデオ 
http://www.youtube.com/watch?v=fmO_APkMAXE



JR東海のインターネット動画「万葉集〜ココロ・ニ・マド・ヲ〜」をきっかけに、週末を利用して訪ねた山辺の道。日本で最も古い3つの神社、大神神社大和神社石上神宮を訪ねるという当面の目標をクリアできた。
当初は1〜2日もあれば十分と思っていたが、さまざまな行事に遭遇したせいもあって3月末から4月中旬までかかってしまった。1〜2週目は、満開の桜を楽しむことができたが、先週はすでに葉桜になっていた。古い由緒ある神社や仏閣も見応えがあったが、それらを結ぶ経路の山道や里道の風景がとりわけ味わい深いものがあった。

例えば、金屋の石仏、平等寺、大美和の杜、桧原神社西方・井寺池の桜はとりわけ見事であった。大神神社から玄賓庵へ向かう山道の万体地蔵翠生苑の桜は、盛りを過ぎて葉桜が混じっていたが、レンゲ草や池堤の緑に映えて風情があった。
中でも、景行天皇陵から穴師の里・車谷の三輪山風致地区を経由して桧原神社へ、神社から西の井寺池へ向かう道筋。この経路は山辺の道の中でも、とりわけ美しく「大和は国のまほろば」と賞賛されるにふさわしい。神社の杜や果樹園などの梢など、いたるところでウグイスの囀りが聞こえることも印象深い。

団塊世代シニアの歩く姿にあちこちで出会った。中には、大型バイクでツーリングをしたり、サイクリング車で大阪から奈良へ数時間かけて行き来しているひともいた。カッコいいオヤジたちである。
それに引き替え、ママチャリのレンタサイクルを押して山道を歩く私の姿は、少々気恥ずかしく噴飯ものではあるが、カメラ片手に山辺の道を歩いた今年の春は、ひときわ心に残るものになった。