残念ながら、長年使ったiPhoneを契約解除 

約4年間、愛用してきたiPhoneを契約解除した。月間の使用料金が負担になってきたためである。2008年日本での発売当初iPhoneは携帯電話の少数派であったが、現在はスマートフォンのユーザが圧倒的多数。iPhoneはその代表格である。
新発売のiPhone5が圧倒的な人気と報道されているが、残念ながらギブアップした。


発売当初はEメールしか使えなくて、他社の携帯を使用しているひととのメール交換が不自由であった。他社携帯の使用者に、iPhoneからのメールを受信許可するよう設定を依頼しないとダメだったからである。
迷惑メールはパソコンから発信されることが多いので、初期設定ではメールを受信拒否しているユーザが一般的。iPhoneは携帯型パソコンなので、他社携帯の使用者には受信拒否されてしまうという大きなウイークポイントがあった。
親しい友人や家族はともかく、会社の同僚や取引先などに対して、そんな面倒なことを依頼するのは難しい。メールアドレスを変更しましたという連絡だけでは済まない、やっかいな問題があったのである。
翌2009年にMMSメールが使えるようになり、この大きな欠点が解消されたことが、iPhoneの急速なシェア拡大に寄与したと思う。


携帯電話はすっぱり使用をやめるつもりであったが、家族の要請でやむをえず購入することに。文字入力キーボード付きの野暮な携帯に逆戻りである。月額利用料金が安いことがメリットではあるが、液晶画面で文字入力するiPhoneのスマートさとはほど遠い。
携帯電話やメールの機能は使えないが、iPodとしては使える。外出先ではネット接続できないが、自宅ではWiFi経由でWebサイト閲覧も可能。iPhoneに入れていた音楽を、従来同様に楽しめるのも救いではある。外出時に携帯とiPhone2台持ち歩くのがうっとうしい。