SEM=検索エンジンマーケティング:Overture表示結果にみるユーザーの検索行動の実態

SEOSEMが「魔法の杖」のように喧伝される風潮に対する問題提起(060114日記)><検索キーワードランキングからみたYahoo!JAPANとGoogleの違い(060115日記)>に引き続き、今回は<Overture表示結果によるユーザーの検索行動の実態>について分析したいと思います。
検索エンジンマーケティングの有効性や将来性については、私自身も高く評価していますが、それを過大評価する俗説の横行には疑問を感じざるを得ません。ライブドア事件に象徴されるように、風説の流布は贔屓の引き倒しになるからです。
「060115日記」では、Yahoo!JAPANでのキーワード検索は、主にYahoo!JAPAN「以外」の検索エンジンへアクセスするために利用されている=ディレクトリー検索の延長線上にある実態をレポートしました。
今回はより具体的に、Yahoo!JAPAN「内」のどのようなコンテンツへアクセスするためにユーザーがキーワード検索を利用しているか分析します。
※参考資料はOvertureの前月=2005年12月の検索結果データです。msnその他Yahoo!JAPAN以外でのサイトでの検索結果も含まれています。