【街の風景】「だんじり」祭、空に浮かぶ吉祥雲=彩雲「虹の翼」

秋祭りの季節。「だんじり」祭りといえば岸和田が全国ブランドですが、関西では各地で実施されているようです。当市でも恒例の「だんじり」祭りが7日・8日両日開催されました。
休日の昼下がり、散歩がてら見物にでかけました。ソーリャー!ソーリャー!ソォーリャーッ!という威勢のよいかけ声と共に何トンもの「だんじり」が疾走する風景は、例年通りです。


ふと空を見上げてみると、面白いかたちの雲が浮かんでいるのに気がつきました。鳥が翼をひろげたかたちで、しかも、よく見ると色鮮やかな虹模様にいろどられているのです。大学をでたもののフリーター状態の子供を名指しした国民年金納付を催促する電話や、いっこうに減らない住宅ローンの残高を告げるハガキなど、お祭り気分とはほど遠い休日。少しこころ和む思いのした風景でした。

雲は天才である:石川啄木
http://www.aozora.gr.jp/cards/000153/files/4097_9491.html

※気象用語で「彩雲」といわれる現象のようです。景雲や慶雲、瑞雲などとも呼ばれ、古来から吉兆を示すものと思われていたようです。
http://www.asahi-net.or.jp/~CG1y-AYTK/ao/iridescence.html