アフィリエイトサービス市場動向に関する矢野経済研究所の調査

ブログの内でアフィリエイト広告を掲載している比率については、先に紹介した矢野経済研究所の「アフィリエイトサービス市場動向に関する調査結果2008年版」が参考になる。
同社の調査結果によれば「インターネットユーザー9,801人に対するアンケートにおいて、ウェブサイトやブログを開設していると答えた人は38.7%。その内で広告も貼っていると答えた人は17.8%となっており、ウェブサイト・ブログ開設者の半分近くの人が広告を貼っている」という状況のようである。

広告主の評価については、excite.WebAD Timesが矢野経済研究所メンバーに取材した記事「アフィリエイト案件の増加がもたらすネット広告の未来」が興味深い。ネット広告を利用している広告主100社の78%が、成果報酬型の課金方法を「最も望ましい支払い形態」と回答している。広告主の側からみれば、当然かも知れない。これに対して、インプレッションに応じて課金される支払い形態という回答はわずか2%に過ぎない。Yahoo!等では一般的な広告課金方式の評価がこれほど低いとは厳しいものがある。
http://www.excite.co.jp/webad/tb/webad/special/rid_1644

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備考)
Affiliateの日本語表記としては、アフィリエート、アフェリエイト、アフェリエート等もあるが、協会の名称にも採用されているのでアフィリエイトという表記に統一した。