三輪山平等寺の「三輪不動大護摩会」、雰囲気のいいお寺と出逢う幸せ

今日、4月5日に再訪問したが、今回も残念ながらタイムオーバーになってしまった。大神神社の隣にある「三輪山平等寺」の祭礼「三輪不動大護摩会」に運良く遭遇したためである。
山辺の道を南端の金屋石仏あたりから大神神社へたどる山道の途中で、法螺貝のひびきが聞こえるので立ち寄ったところ、興味深い神事が目の前で行われていた。聖徳太子創建と伝承される格式の高い由緒あるお寺のようである。



▼「三輪不動大護摩会」ビデオ
http://www.youtube.com/watch?v=awy79dFs6Rs&feature=channel_page

祭礼は修験道の神事を思わせる「三輪不動大護摩会」がメインであるが、境内の空手道場に学ぶ子供たちの武道演技や餅まき、檀家住民たちを招いたお花見会など盛りだくさんの行事があり、数時間滞在してしまった。地域住民たちの暮らしにとけ込んだ活気のある寺院であり、ほのぼのとした雰囲気のいいお寺である。餅まき前の住職の講話は、インドのカーストハンセン病患者をテーマにしたものであったが、味わい深いものがあった。幸せな気分の楽しい時間を体験させてもらった。
本来の目的は、大美和の杜でウグイスを撮影することであったが、年に一度の祭礼の日に山辺の道を歩いてであった幸運に感謝したい。

三輪山平等寺
http://www.geocities.jp/byoudouji/

http://www.youtube.com/watch?v=W1HRrEyex4w&feature=channel_page