サイバーエージェント「ECナビ」がGoogleからペナルティ

ネット専業代理店の代表格サイバーエージェントに関連して、3月末に大きな話題がふたつあった。
博報堂と提携してインターネット広告の新会社を発足させたことが「光」とすれば、「影」の話題は同社が運営するショッピングサイト「ECナビ」をはじめとする多くのサイトがスパム行為の疑いでGoogleインデックスから落ちてしまったこと。
サイバーエージェントは検索連動広告の扱い高ではトップクラス。日本国内では数社しかないOvertureの推奨認定代理店であり、Googleの広告売上げもトップクラスのはずである。SEMSEOに強いことが裏目にでた格好だ。
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いま、確認のために「ECナビ」で検索したところ約290万件の該当リストの内、トップにリストアップされているのをはじめ10位内に該当ページが上位表示されている。サイバーエージェントGoogleに詫びを入れて交渉した結果、ペナルティーが解除され蘇生したということであろう。
ちなみに、海外ではBMWも悪質なSEO手法が判明してペナルティーを受けたらしい。
電通+オプト」や「博報堂+サイバーエージェント」提携の背景にあるのは検索連動広告の存在。ネット広告売上の30〜40%を占める成長分野であり、ネット専業代理店の大手はいずれもこの分野での実績やノウハウが豊富である。既存の大手総合広告代理店は完全に後手を踏んでしまっており、遅れを一気に挽回しようとすれば、先駆するネット専業代理店と提携せざるを得ない状況にある。