小学生・中学生に人気のサイト「ぱどタウン」

popoya2007-04-08


通勤の行き帰り、小さな子供達が目につく季節となった。春休みを利用した行楽や実家への里帰りであろうか、母親の手をしっかり握った子供が、大人の歩調に遅れないように駆け足で駅のコンコースを行き来する姿は微笑ましいものがある。
子供といえば、小学生・中学生にもインターネットはごく当たり前のコミュニケーションツールとして普及しているのが現状。小学生同士のブログのやり取りがきっかけとなって、殺人事件に発展したというニュースも記憶に残る。
10代の子供たちのネット視聴状況について、偶然にも興味深いデータが見つかったので紹介しておきたい。子供たちに人気のサイトといえば、ゲーム関係のサイトがイメージされるが、「ぱどタウン」という意外なサイトが人気を集めているようなのだ。
ぱどタウン」は、カテゴリーとしては地域生活情報コミュニティサイトに分類される。媒体資料によれば、年齢・職業別構成は「小学生25%・中学生35%」。ユーザーの約60%が小・中学生というサイトは、ちょっと珍しい。サイト運営社としても「想定外」の結果なのではなかろうか。誘導経路はクチコミのようだ。
サイトの特長は「ぱどタウンって何?」によれば、下記のように自己紹介されている。

ぱどタウンは、地域ごとのタウン型コミュニティに、専用の「部屋」をもつことができるサイトです。自分の「部屋」に住み、家具や雑貨で部屋をかざって、コーディネートを楽しめます。掲示板などで新しい仲間と出会って交流の輪を広げていけば、さらに楽しさも倍増。ぱどタウンの世界で、自分らしい、思い思いの楽しみを見つけていってください。
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ぱどタウン
http://www.padotown.net/

ユーザーの分身となるかわいいキャラクターも多数用意されており、バーチャルな人生ゲームとしても楽しめる仕掛けになっているのが人気の理由か。サイト内には、小・中学生向けと思われる下記のような掲示板もある。
掲示板:放課後クラブ
http://bbs.padotown.net/category.cgi?category=3&rhost=

運営元は株式会社ぱど。地域生活情報フリーペーパー「ぱど」・OL向けフリーペーパー「ラーラぱど」などを、フランチャイズ方式で全国展開している。
関西では、大阪ガスの子会社エルネットがFC(フランチャイズ)に加盟しており、かなり認知度も高い。エリアマーケティングが可能なフリーペーパー×ウェブのクロスメディアプロモーション媒体としてtake noteしておきたい。