CGMの3大ブランド「2ch」「mixi」「はてな」

WEB2.0で注目されているのが、いわゆるCGM:Consumer Generated Mediaの台頭と普及。
一般大衆・個人がメディアを主宰して活発に情報発信する、草の根の情報ネットワークの急成長によるメディア勢力図の大きな変化が注目されているのですが、その先駆的存在が「2ch」。月間ユーザー数1,000万人を超えるメガポータルのひとつです。無責任な風評が行き交うアングラメディアの側面を有する一方で、ベストセラー「電車男」の生みの親になるなどメディアパワーは侮りがたいものがあります。Yahoo!の検索ワードランキングでは、ここ数年Googleとならんでトップ3に入り、ユーザーの興味関心を集めてきました。最近のSNS・ブログブームで少し存在感が弱くなりましたが、ネットコミュニティの大勢力であることには変わりありません。
mixi」「はてな」を社会的にも認知された新興のCGM代表とすれば、「2ch」は少しヤンキーぽいところがあるCGMの大先輩といえるでしょう。
私自身の個人的な感想をいえば、上記CGM3大メディアの中では、ブログサービスを利用させていただいている「はてな」に最も親和性を感じます。
2ch」「mixi」はアクセスしても居心地が悪く、肌合いの違いを感じざるを得ません。媒体データによれば、「mixi」は、いわゆるF1:M1層:20代〜30代前半の若者がユーザーの中心。女性の比率も結構高い「mixi」に対して、「2ch」は同じ若者でも、おそらくM1層が中心なのではないかと推察されます。
これに対して「はてな」はユーザーが30才代が中心となっており、団塊世代のオヤジとしては、まだ馴染みやすいのかも知れません。