日本新聞協会「2007年全国メディア接触・評価調査」からみたインターネットの媒体特性

日本新聞協会から「2007年全国メディア接触・評価調査」が本年5月12日に公表された。関心は広告媒体としてみた場合のインターネットの特性にあるので、後者の視点から報告書のデータを分析してみることにする。報告書は「新聞広告の役割」「新聞・TV ・雑誌・ラジオ&インターネットの5大メディアへの接触状況や評価」の2項目に分かれている。ネットの媒体特性についてのアバウトな推論が、数値データの裏付けによって一層明確になったかと思う。

■「クロスメディア時代の新聞広告II:購買満足と新聞エンゲージメント」調査報告書
http://www.pressnet.or.jp/adarc/data/rep/img/2008.pdf

以下、表記調査データに基づくコメントである。
※上記グラフ「図30」は「2007年全国メディア接触・評価調査」から転載。
・調査期間:2007年10月4日(木)〜10月28日(日):隔年実施。
・サンプル 数: 6,000
・有効回収数(率):3,620(60.3%)