10代「音楽映像配信」や「個人サイト・ブログ」が約2人に1人、30代以上との世代間格差

インターネットの利用状況についても、世代間の格差が浮き彫りになっており興味深い。
○15歳〜19歳の場合。ふだん利用しているウェブサイトは「音楽映像配信」サイトがダントツで47.3%。携帯による音楽ダウンロードやYouTubeニコニコ動画等が2人に1人の比率である。「個人サイト・ブログ」も50%近い支持を集めている。逆に検索サイトは他の世代に比較して10%ほど低い。
ウェブサイトに関心をもったきっかけは、友人・知人から聞いて=クチコミが約60%と他の世代に比較して圧倒的に高い。高校生を核にした世代なのでクチコミがメインになるのも当然か。
○20代の場合。「音楽映像配信」サイトが10代に次いで高い。この世代では「ショッピング・オークション」や「コミュニティサイト・SNS」が30%以上。mixiのメインユーザー層とイメージが重なる。
ウェブサイトに関心をもったきっかけは、友人・知人から聞いて=クチコミが10代に次いで高く約45%。
○30代以上の場合。社会人としての成熟を反映してか、企業のHPへのアクセスが増加する。検索サイトの利用比率も若い世代よりも高い。遊びではなく、ビジネスユースの比率が高まる。
○興味深いのは、ウェブサイトに関心をもったきっかけについての回答。10代・20代・30代は「TV広告を見て」の支持が高く、「新聞広告を見て」は50代以上。40代は両者の回答がほぼ均衡。新聞広告のOldメディアぶりが浮き彫りになっている。
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日本新聞協会:新聞広告データアーカイブ
http://www.pressnet.or.jp/adarc/index.html